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【祝】2025年度のノーベル化学賞を北川進博士らが受賞!

今年のノーベル化学賞は、Metal-Organic Frameworks(MOF)の開発に関して、京都大学の北川進博士、University of MelbourneのRichard Robson博士、University of CaliforniaのOmar M. Yaghi博士の3名が受賞されました。おめでとうございます!

広島大学 WPI-SKCM²で行われている研究でもMOFは重要な役割を担っています。主任研究員の佐藤弘志博士は、MOFの手法を用いて結び目の構造をもつ分子から多孔性結晶を作り出し、新たな性質をもつ材料を研究しています。佐藤博士は北川博士のグループで約6年間ともに研究を行った経験があり、また昨年度にはYaghi博士へのインタビューも行っています。

自由度の高い北川博士のグループでの研究生活を通して「目の前のことにとらわれすぎず上位概念を常に考えることや、グループのまとめ方などを北川先生から学びました」と佐藤博士は語ってくれました。また、佐藤博士が研究に行き詰っている際には、北川博士が居酒屋に誘ってくれたというエピソードもあるそうです。

またYaghi博士へインタビューを行った際には、「あなたはそのうちノーベル賞を取るでしょうから、その前にサインをください」と言ってYaghi博士の論文にサインをしてもらったそうです。

広島大学 WPI-SKCM²において、佐藤博士は、結び目状の分子などの面白い分子を用いて多孔性結晶をデザインし、分子たちのポテンシャルを引き出すことで、誰も見たことのない新たな機能や現象を発見するために日々研究されています。今回ノーベル賞を受賞したMOFは、そうした研究の中でさらなる活躍が期待されています。

佐藤博士によるYaghi博士へのインタビューはこちら:https://www.tkd-pbl.com/news/n117129.html

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