研究所概要

持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点(SKCM2)は、「キラルノット超物質」(KCM2)という新しい学際的研究パラダイムを導入する使命を担っています。 このパラダイムを用いて、私たちの研究チームは、数学的な結び目理論やキラリティの知識を、分野やスケールを超えて相互交流させます。 この研究では、非常に珍しい、技術的に有用な特性を示す、設計可能な人工的な結び目のような粒子を創り出すことで、自然に対する理解を深めるとともに、気候変動などの地球規模の問題を解決するための技術革新に役立てます。 また、この研究を推進しながら、日本や世界の研究型大学院教育改革のテストベッドを作り、若い才能をグローバルに繋いでいきます。

SKCM2は、文部科学省「世界トップレベル研究拠点プログラム」(WPI)の助成を受けています。 SCKM2は、広島市から東に約30km離れた東広島市にある広島大学が主催しています。

共同研究

SKCM2は、広島大学と日本国内および国際的な大学とのパートナーシップです。 世界における主な協力機関は以下の通りです。

日本: 理化学研究所、東京工業大学

北アメリカ:マサチューセッツ工科大学、コロラド大学ボルダー校、ジョージア工科大学

ヨーロッパ: ユトレヒト大学(オランダ)、ケンブリッジ大学(英国)、マックスプランク研究所(ドイツ)、ヴロツワフ大学(ポーランド)

アジア(日本以外):アカデミアシニカ(台湾)

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