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高校生・高専生の科学研究ポスター発表会を開催しました

2026年9月26日、広島大学東広島キャンパスScience Knotにて、持続可能性に寄与するキラルノット超物質国際研究所(WPI-SKCM²)として初めての試みとなる、中国・四国地域の高校生・高専生を対象とした科学研究ポスター発表会「Intertwined Science for Sustainability」を開催しました。

中国・近畿の8校から計44名の高校生が参加し、自身の研究成果を発表するとともに、WPI-SKCM²の研究施設を見学し、科学に関心を持つ同世代の仲間や、さまざまなキャリアステージにある研究者と交流する中で、研究者としてのキャリアにも触れる有意義な一日となりました。 

WPI-SKCM²事務部門長の岩田高広特任教授による開会挨拶に続き、ポスター発表が行われました。生徒たちは自身の研究成果を発表し、参加者やWPI-SKCM²の研究者と、分野を越えて活発な意見交換を行いました。

岩田 高広 特任教授
WPI-SKCM² 事務部門長

ポスター発表に続いて、Science Knotの展示スペースや研究スペース、最先端の実験施設を見学しました。WPI-SKCM²の研究環境や、研究者が日々研究に取り組む様子に直接触れ、科学研究をより身近に感じる機会となりました。 

「ラボツアーでは、さまざまな実験機器を見ることができ、自分の研究分野とは異なるものも多く、とても興味深かったです。

ほかの参加者のポスター発表では、環境問題や発電、持続可能性に関する研究が多く、皆さんの研究が本当にすごいと感じました。」

– 広島県立三次高等学校 原田莉音さん

続いて行われたサイエンストークでは、WPI-SKCM²のシニア博士研究員の吉田健一さん、大学院生の小川幸祐さんから、それぞれの研究内容やこれまでの経験について話を聞き、研究者というキャリアについて考えを深めました。

吉田 建一 特任准教授
WPI-SKCM² シニア博士研究員
小川 幸祐 研究員
WPI-SKCM² 大学院生

イベントの最後には表彰式が行われ、優れたポスター発表を行った生徒・チームが各賞を受賞しました。表彰式の後の交流会では、和やかな雰囲気の中で参加者同士が交流を深め、イベントは閉会となりました。

「この研究は、部活動の先輩方から長年引き継いできたものなので、今回、このような賞をいただけて、とてもうれしかったです。先輩方にも良い報告ができます。」

– 広島県立西条農業高等学校 

三浦杏さん、佐伯晋之介さん、木谷朱穂さん

科学への高い関心と熱意をもって参加した高校生にとって、研究発表や研究者との交流を通じて、科学が持つ可能性や、持続可能で平和な社会への貢献について考える貴重な機会となったことと思います。また、私たち研究所にとっても、若い世代がより広い科学コミュニティとつながることの大切さを実感した一日となりました。    

受賞された皆さんに心よりお祝い申し上げるとともに、参加した生徒の皆さん、引率の先生方、WPI-SKCM²の研究者をはじめ、本イベントにご協力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。WPI-SKCM²は今後も、若い世代の科学への興味・関心を育み、研究者や科学コミュニティとのつながりを広げる機会を提供してまいります。

受賞者

[最優秀賞]

受賞題目:  コオロギ由来土壌改良材の施用が土壌細菌叢とリン酸動態に及ぼす影響 ~Bacillus属の優占化による食害抑制メカニズムの解析~

佐伯 晋之介、三浦 杏(広島県立西条農業高等学校)

[優秀賞]

受賞題目: ペロブスカイト太陽電池におけるスピンコーティング条件がペロブスカイト薄膜の光学特性および微細構造に与える影響と発電特性改善への示唆 / Effects of Spin-Coating Conditions on the Optical Properties and Microstructure of Perovskite Thin Films: Implications for Improving Photovoltaic Performance

田村 仁宗(神戸大学附属中等教育学校)

受賞題目:  栄養濃度が変化する山口の海を守りたい!

守重 響輝(山口県立徳山高等学校 )

[キラルノット賞]

受賞題目: チンゲンサイの耐暑性関連遺伝子の探索とその発現量の可視化~今後の地球温暖化に耐えうる品種改良技術の開発~

木谷 朱穗(広島県立西条農業高等学校)

受賞題目: 広島県備北地域の藻類・微生物を活用した持続型エネルギー回収技術の開発 -地域水環境を利用した生態系デバイスの開発-

原田 莉音(広島県立三次高等学校)

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