Global SKCM2

WPI-SKCM2は、競争力に優れた国際色溢れる研究環境を築くことを目標としており、世界中の研究者の間に切れ目のない協働を生み出します。こうして促された知的な交流は、学際的でトップレベルの研究成果と技術革新をもたらすことが期待されます。

研究交流と充実した研究指導

WPI-SKCM2は、広島大学と国内外の主任研究者(PI)と共同研究者(co-PI)、そしてアフェリエイトメンバーの所属先である連携機関との間における学生とポスドクの交流を支援しています。特にWPI-SKCM2独自の学術的なインターンシップである「インターンノット(KNOT)シッププログラム」では、広島大学で世界中の若手研究者がキラルノット超物質の分野における研究交流を行います。さらにポスドクは、本拠点の主任研究者(PI)と共同研究者(co-PI)を合わせた3名のチームによる共同指導を受けることができます。この3名のメンターには、専門分野と、理想的には所属機関と出身国にも多様性を持たせるようにしています。本拠点での研究を通じて、学際的かつ国際的な視点とともに本拠点と連携する世界中の研究機関と交流・協働する機会も得られます。

セミナー、学術講演会、サマースクール・ウインタースクール

WPI-SKCM2は、ハイブリッド形式のセミナーを毎週開催しており、世界中から研究者を招待して本拠点の研究課題と関連した話題について発表してもらっています。また定期的に開催している学術講演会でも、その分野を代表する優れた研究者に講演してもらっています。これらのイベント以外にも、普段のランチミーティングやコーヒーブレークが、WPI-SKCM2のコミュニティに属する人々が肩ひじ張らない雰囲気のなかで交流する貴重な機会になっています。この機会には、教員や学生はもちろん、時には拠点へ招待された研究者も加わることがあります。さらにWPI-SKCM2は、毎年季節ごとにサマースクールとウインタースクールを企画しており、研究者が一堂に会して1週間から1か月に渡って集中的に議論と意見交換を行います。これらサマースクールとウインタースクールは、先進的な大学院教育と多様性についての学習機会、そして世界中から集めた研究・教育のベストプラクティスを組み合わせることを主な目的としています。サマースクールとウインタースクールは、広島大学で開催されることもあれば、WPI-SKCM2の連携機関やその他の場所で開催されることもあります。そして本拠点の教育目標を補うために、WPI-SKCM2は世界でも一流の研究者を招待したシンポジウムやワークショップも企画しており、その分野における最先端の科学技術の発展について学ぶことができます。これらのイベントはWPI-SKCM2のメンバーに向けて設けられたものであり、特に若手研究者の参加を経済的に支援する目的で、外部機関から供される多種多様な助成金が用意されています。

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