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WPI-SKCM² ポスドク(博士研究員)・小野 雄大博士、ISMSC 2025にてRSC CrystEngCommポスター賞を受賞

2025年5月29日、広島大学 持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点 (WPI-SKCM²)」に所属するポスドク・小野雄大博士が、RSC CrystEngCommポスター賞を受賞しました。本賞は、5月25日~30日にかけてロームシアター京都およびみやこめっせで開催された第19回環状および超分子化学国際シンポジウム(ISMSC 2025)と第9回NanoL SIシンポジウムのポスターセッションにおいて、優れたプレゼンテーション技術を示した研究者に授与されるものです。

小野博士の発表は、その明快な構成、科学的意義の高さ 、そして視覚的に工夫されたポスターデザインが高く評価され、約700件の発表の中から選出されました。受賞ポスターのタイトルは:

 :「Selective Molecular Absorption and Separation Using Latent Porosity in Crystalline Compound of Tris(phenylisoxazoly)benzene」であり、WPI-SKCM²主任研究員の灰野岳晴教授(広島大学大学院先進理工系科学研究科)らとの共同研究に基づく成果です。

受賞に際し、小野博士は次のようにコメントしています。

「このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。この受賞は私にとって大きな励みとなり、今後の研究をさらに前進させる力になります。ご指導いただいた先生方や共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。」

また、これまでの経験を振り返りながら、次のように若手研究者にメッセージを送りました。

「研究には時に困難を伴うこともありますが、すべての努力が進歩につながると信じています。この受賞をきっかけに、私の研究への関心が高まり、他の研究者との新たなネットワークや共同研究につながることを願っています。」

RSC CrystEngCommポスター賞は、**英国王立化学会(RSC)**が発行する学術誌 「CrystEngComm によって提供されています。

🔗 小野氏の研究に基づく論文はこちら:
 https://rdcu.be/epa6f

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